比較的低予算で作るLinux自作PC完全ガイド
MacBook ProからLinuxデスクトップへ。将来のGPU、ローカルLLM、Steamまで見据えた構成
約20年ぶりにデスクトップLinuxを使う人が、開発を始めやすく、後から拡張もしやすいPCを組むためのガイドです。価格、在庫、Linuxでの対応状況は変動するため、購入直前に型番と最新情報を確認してください。
まず結論:最初に組む構成
CPU AMD Ryzen 7 7700 中古OK
CPUクーラー Ryzen 7 7700付属クーラー 初期構成に含む
マザーボード MSI B650 GAMING PLUS WIFI 新品推奨
メモリ DDR5-6000 32GB(16GB×2、AMD EXPO対応) 条件付きで中古OK
SSD PCIe 4.0 NVMe SSD、1TB以上、TLC NAND 絶対新品推奨
電源 850W、ATX 3.1、80 PLUS Gold以上、フルモジュラー 絶対新品推奨
PCケース ATX対応ミドルタワー、前面メッシュ、GPU最大長350mm以上 中古OK
GPU 初期構成では購入しない 将来購入
OS Ubuntu LTSを第一候補
最初はRyzen 7 7700の内蔵GPUを使ったLinux開発機として運用します。必要になった時点でNVIDIA GPUと大容量SSDを追加します。
自作PCに必要なパーツ
パーツ 役割・今回の必要性 推奨仕様 購入方針と注意
CPU 処理の中心。必要。 Ryzen 7 7700、8コア16スレッド、内蔵GPU 中古OK 動作保証、接点、付属クーラーを確認。
CPUクーラー CPUを冷やす。必要。 まずは7700付属品 中古OK まずは付属品を使い、中古品はAM5金具の有無を確認。
マザーボード 各部品を接続する基板。必要。 B650、Wi-Fi/Bluetooth、M.2×2以上 新品推奨 アンテナ、ネジ、ヒートシンクの欠品に注意。
メモリ アプリ作業領域。必要。 DDR5-6000、32GB(16GB×2)、EXPO 条件付きで中古OK 同一キット・保証付きのみ。
SSD OSとデータの保存先。必要。 M.2 2280、PCIe 4.0 NVMe、TLC、1TB以上 絶対新品推奨 書き込み履歴と寿命を確認しにくい。
電源 各部品へ電力を供給。必要。 850W、ATX 3.1、Gold、フルモジュラー 絶対新品推奨 付属ケーブル以外を使わない。
PCケース 部品を収め、冷却する。必要。 ATXミドルタワー、前面メッシュ 中古OK ネジ、前面端子、歪み、臭いを確認。
グラフィックボード 3D・LLMの高速化。初期は不要。 将来はNVIDIA、VRAM 16GB以上を目安 将来購入 購入時点で相場、サイズ、Linuxドライバーを再確認。
OS PCを動かす基本ソフト。必要。 Ubuntu LTS 無料。公式配布元から入手し、インストールUSBを別途作成。
USBメモリ OSインストール用。必要。 16GB以上 新品推奨 手持ちでも可。作成時に中身は消去される。
モニター・映像ケーブル 画面表示。必要(予算外)。 HDMIまたはDisplayPort 手持ちを使用。端子の組合せを事前確認。
キーボード・マウス 操作。必要(基本は予算外)。 HHKBはUSB接続を推奨 手持ちを使用。初回設定は有線接続が安全。
USB-Cケーブル Galaxy接続・テザリング。必要。 データ通信対応 新品推奨 充電専用ケーブルでは不可。
新品・中古の判断
パーツ 購入方針 理由
電源 絶対新品推奨 内部劣化や負荷履歴が見えず、故障時に他パーツも巻き込む。
SSD 絶対新品推奨 総書き込み量、高温・電源断履歴、突然死リスクと保証を重視。
マザーボード 新品推奨 AM5ソケット、端子、BIOS、アンテナ・ネジ欠品を避け、初期不良を切り分けやすくする。
CPU 中古OK 動作保証付きなら節約効果が大きい。ジャンクは避け、新品との差が5千円未満なら新品。
PCケース 中古OK 性能劣化が少ない。送料が高いため店頭引き取りが有利なことがある。
メモリ 条件付きで中古OK 16GB×2の同一型番・同一キット・動作保証付きを選び、購入後にMemTest86で確認。
CPUクーラー 中古OK AM5用の取付金具、ネジ、ファンの状態を確認。
ケースファン 中古OK 異音・回転不良を確認。ケース付属で足りなければ追加。
GPU 将来購入、中古も候補 VRAM、保証、使用履歴、電源・ケースとの互換性を購入時に確認。
USBメモリ 手持ちまたは新品 インストーラー作成用。必要なデータは事前に退避。
本命パーツの選び方
CPU:AMD Ryzen 7 7700
8コア16スレッドで、Android Studio、VS Code、Brave、Obsidianを並行して使う開発用途に十分です。内蔵GPUがあるため、最初はグラフィックボードなしで画面を出せます。AM5なので将来CPUを入れ替える余地があり、外部GPUを足す構成とも相性がよい、性能と消費電力のバランスが取れた選択です。
Ryzen 7 8700Gは内蔵GPUがより高く、GPUなしで軽いゲームをするなら有利です。一方、将来外部GPUを追加するなら、CPU性能、キャッシュ、PCIe構成を考えて7700を本命にします。
CPUクーラー
7700のBOX版付属クーラーで開始できます。グリスが塗布済みなら別途グリスも不要です。騒音や温度が気になってから、Thermalright Phantom Spirit 120 SE/Peerless Assassin 120 SE、DeepCool AK400系、サイズ虎徹シリーズなどへ交換してください。
マザーボード:MSI B650 GAMING PLUS WIFI
AM5・B650・DDR5、Wi-FiとBluetooth、有線LAN、映像出力、M.2を2本以上、BIOS Flashback、前面USBヘッダー、4本のメモリスロットを条件にします。代替はASRock B650M Pro RS WiFiです。無線はマザーボード名だけでなくチップ型番も確認し、Linuxで実績のあるものを優先してください。
メモリとSSD
メモリはDDR5-6000、16GB×2の32GB、AMD EXPO対応、CL30〜36程度が目安です。エミュレーター、Docker、複数アプリで32GBが安心です。LLMを本格利用する場合は、4枚挿しより32GB×2へ交換して64GB化するほうが無難です。SSDはM.2 2280のPCIe 4.0 NVMe、TLC NAND、1TB以上を新品で選びます。KIOXIA EXCERIA PLUS G3、Crucial T500、WD_BLACK SN7100、Lexar NM790、Samsung 990 EVO Plusなどは候補例です。
電源とケース
電源は850W、ATX 3.1、PCIe 5.1対応、12V-2x6ケーブル付属、80 PLUS Gold以上、フルモジュラー、長期保証を条件にします。GPUなしでは余裕がありますが、将来のRTX 5070級やVRAM 16GB以上のGPU、LLMの長時間負荷に備える選択です。最上位GPUを選ぶ時は1000W以上が必要になる場合もあります。
重要: モジュラー電源のケーブルは、同じ端子形状でも他社製品や別機種のものを流用しないこと。必ず購入した電源に付属するケーブルを使用してください。
ケースはATX対応ミドルタワー、前面メッシュ、GPU長350mm以上、CPUクーラー高160mm以上、十分な配線スペース、前面USB-A、できれば前面USB-C、前面吸気・背面排気を条件にします。Fractal Design Pop Air/North、MONTECH AIR 903 BASE、Corsair 3000D AIRFLOW、Antec P20C、NZXT H5 Flowなどが候補です。
透明ケースは選んでよいか
現在は左側面だけが透明な強化ガラス製が主流で、一部にアクリル・樹脂製があります。強化ガラスは透明感が高く傷が付きにくい一方、重く、角への衝撃で割れる可能性があります。アクリルは軽く割れにくい一方で傷が付きやすい素材です。
透明であること自体は性能にほぼ影響しません。冷却は前面構造とファン構成で決まるため、前面メッシュ+側面強化ガラスが扱いやすい組合せです。前面までガラスで吸気口が狭いものには注意してください。非透明モデルは軽く、割れず、配線やホコリが見えにくい利点があります。価格差は一般に数千円程度で、流通量やセール次第ではガラス版のほうが安いこともあります。RGBを使わなくても透明ケースを選んで問題ありません。
GPUは将来追加する
7700の内蔵GPUで、Linuxの画面表示、Brave、Obsidian、VS Code、Android Studio、ターミナル、動画再生、写真閲覧は始められます。新しい3Dゲーム、高画質Steam、GPUを使うローカルLLM、本格動画編集や3D制作には不足します。
追加時はCUDAを使いやすいNVIDIAを第一候補にし、GPU性能だけでなくVRAM容量を優先してください。最低12GB、実用的には16GB、本格的には24GB以上が目安です。具体的な機種は固定せず、相場、Linuxドライバー、消費電力、ケース長を購入時に再調査します。
初期構成では不要なもの
グラフィックボード、別売りCPUクーラー、CPUグリス、追加ケースファン、HDD、SATA SSD、光学ドライブ、Windowsライセンス、サウンドカード、Wi-Fi子機、Bluetoothドングル、RGBコントローラー、ファンコントローラーは初期構成で不要です。ただしケース付属ファンが不足する場合だけ、追加ケースファンを用意します。
価格の目安と予算計算
価格は2026年時点の目安です。 PCパーツの価格は為替、在庫、AI需要、半導体需要、セールなどで大きく変動します。購入前に必ず最新価格を確認してください。
パーツ 価格目安
Ryzen 7 7700 35,000〜45,000円 B650 Wi-Fiマザーボード 20,000〜28,000円 DDR5-6000 32GB 20,000〜35,000円 NVMe SSD 1TB 10,000〜15,000円 850W ATX 3.1電源 16,000〜22,000円 ATXミドルタワーケース 7,000〜14,000円 USBメモリ 800〜1,500円 Linux OS 0円
新品中心:約13万円〜15万円台/中古活用:約11万円〜14万円台 。価格次第では15万円を少し超える可能性があります。
中古で節約できる目安
パーツ 節約額の目安 PCケース 3,000〜7,000円 Ryzen 7 7700 5,000〜12,000円 DDR5 32GB 3,000〜10,000円 合計 11,000〜29,000円程度
中古化の優先順位は、PCケース、CPU、メモリです。送料込みで比較し、CPUは付属クーラーも含めて判断します。保証付き中古店を優先し、ジャンク品は避けます。数千円の差なら新品保証を優先してください。
Wi-Fi、Bluetooth、USB
Wi-FiとBluetooth
Wi-Fi搭載マザーボードには無線LANとBluetoothが内蔵されている製品が多く、別売りのWi-Fi子機やBluetoothドングルは基本不要です。付属アンテナは必ず接続してください。アンテナなしではWi-Fiが弱く、Bluetoothも不安定になり得ます。
最近のUbuntuは多くの無線機器を自動認識しますが、新製品なら必ず動くわけではありません。マザーボード名だけでなく無線チップ型番を確認し、Linuxで実績の多いIntel系を比較の目安にします。Realtek・MediaTek系はカーネルやファームウェアにより追加作業が必要な場合があります。購入前に利用実績を調べ、動かなかった場合の代替接続も用意してください。
USBとHHKB
背面USBはマザーボードにあり、キーボード、マウス、USBメモリ、外付けSSD、Galaxy S25 Ultraを接続します。前面USBはケース側のケーブルをマザーボードのUSBヘッダーにつなぎます。ケースに前面USB-Cがあっても、マザーボードに対応ヘッダーがなければ使えないため、両方を確認します。
HHKBは背面または前面USBにつなぐと標準USBキーボードとして認識され、通常は追加ドライバー不要です。Bluetooth接続も可能ですが、インストール中は有線接続が安全です。初回セットアップ用にUSB接続できるキーボードを用意してください。
Galaxy S25 Ultraを緊急ネット接続に使う
Wi-Fiが動かない場合は、Galaxyを自宅Wi-Fiまたはモバイル回線へつなぎ、データ通信対応USB-CケーブルでPCに接続してUSBテザリングを有効にします。Linuxでは有線ネットワークとして認識されることがあります。更新、ファームウェア・カーネル更新、再起動後にWi-Fiを確認してください。充電専用ケーブルでは使えません。機種、One UI、通信会社、設定で挙動は異なるため、モバイルデータを使いたくない場合はオフにして事前確認します。
LinuxとMacからの移行
第一候補はUbuntu LTS です。情報量が多く、Android StudioやNVIDIAの導入例を探しやすく、長期サポートとGNOMEの操作感がMacユーザーにも比較的分かりやすいからです。操作感が合わなければ、GUI設定と伝統的なパネル型操作が分かりやすいLinux Mint Cinnamon を試してください。
推奨: まずUbuntu LTSを使用し、操作感が合わなければLinux Mintも試す。
現在のLinuxデスクトップは20年前より安定し、多くのハードウェア、日本語入力、Wi-Fi、Bluetooth、USBをGUIで扱えます。画面解像度を設定ファイルに手書きする機会も大幅に減りました。一方、新しい無線チップ、NVIDIAドライバー、スリープ復帰、HDR、可変リフレッシュレート、RGB、メーカー独自周辺機器、一部プリンターでは今も相性が出ることがあります。
操作 macOS Linux コピー Command + C Ctrl + C ペースト Command + V Ctrl + V 保存 Command + S Ctrl + S タブを閉じる Command + W Ctrl + W アプリ切替 Command + Tab Alt + Tab ターミナル内コピー Command + C Ctrl + Shift + C ターミナル内貼付 Command + V Ctrl + Shift + V 処理中断 Ctrl + C Ctrl + C
注意: ターミナルではCtrl + Cはコピーではなく、実行中の処理を中断します。
Caps LockをCtrlに変更し、Superキーをランチャーとして使い、Dock位置・ナチュラルスクロール・Mozcを設定すると違和感を減らせます。GhosttyまたはAlacritty、Ulauncher、仮想デスクトップも便利です。ただし全ショートカットをMac風に変えすぎず、Linuxの標準操作にも慣れるのがおすすめです。
Linux上のアプリ
用途 利用方法 補足
Brave、Obsidian、VS Code、Alacritty、Ghostty、Android Studio Linuxネイティブ版 配布方法と対応ディストリビューションを公式案内で確認。
Notion、ChatGPT、Apple Music、Googleフォト、YouTube Music ブラウザ版またはPWA ブラウザからアプリのように使える。
Codex ブラウザ版、PWA、CLI、VS Code拡張 Mac版デスクトップアプリと完全に同じ体験ではない場合がある。
LINE Galaxy側を主に利用 ブラウザ・Chrome版、KDE Connect/GSConnect、Waydroid、非公式手段は更新・認証で不安定になり得る。
写真 ネイティブまたはWeb digiKam、GNOME Photos、Gwenview、darktable、RawTherapee、Googleフォト。
音楽 ネイティブまたはWeb Strawberry、Lollypop、DeaDBeeF、Spotify、YouTube Music、Apple Musicブラウザ版。
Android StudioとGalaxy S25 Ultra
LinuxへAndroid Studioをインストールする。 Galaxy S25 Ultraで開発者向けオプションとUSBデバッグを有効化する。 データ通信対応USB-CケーブルでPCと接続する。 Galaxy側でPCのRSAキーを許可する。 Android Studioで実行対象端末としてGalaxyを選択する。 アプリをビルドし、Galaxyへ直接インストールする。 Playストアへ公開しなくても自分の端末で利用できる。 初期設定後はWi-Fiデバッグも利用できる。
Androidエミュレーターを使う場合は、BIOSでSVM ModeなどのCPU仮想化機能を有効にします。
購入場所と組み立て
通販 型番を決めれば全国の価格を比較でき、ケースや電源を運ばずに済み、購入履歴も残ります。店を分けすぎると送料と初期不良時の窓口が増える点に注意します。
秋葉原店頭 週末特価、CPU・マザー・メモリのセット割、中古一点物、ケースの実物確認、相談が利点です。通販との差が3千円以内なら有力、3〜8千円差は相談・保証込みで判断、8千円以上なら通販が有力です。
新品はTSUKUMOパソコン本店・TSUKUMO eX.・パソコンSHOPアーク・パソコン工房 秋葉原パーツ館・ドスパラ秋葉原本店、中古はじゃんぱら秋葉原2号店・TSUKUMOリユース館・ソフマップAKIBA U-SHOPなどが参考です。営業状況、営業時間、在庫、価格は変動するため、訪問前に各店舗の公式情報を確認してください。
必要な道具 プラスドライバー2番、16GB以上のUbuntu用USBメモリ、結束バンド、明るく安定した作業場所、別のPC、データ通信対応USB-Cケーブル、有線キーボード、USBマウス、HDMIまたはDisplayPort対応モニターとケーブル、マザーボード・ケースの説明書を用意します。
組み立て時の注意 カーペット上を避け、作業前に金属へ触れて静電気を逃がします。電源ケーブルをコンセントにつないだまま作業せず、強化ガラスは先に外して段ボールや布の上へ置きます。CPUを無理に押し込まずソケットに触れない、メモリは推奨スロットへ、M.2ヒートシンクの保護フィルムを確認することも重要です。CPU補助電源とGPU用電源、モジュラー電源ケーブルを混同しないでください。
組み立ての流れ マザーボードを箱の上に置き、CPU、付属クーラー、メモリ、M.2 SSDを取り付ける。 ケースのパネルとスペーサー位置を確認し、マザーボードを固定する。 電源を搭載し、24ピン、CPU補助電源、前面スイッチ、前面USB、前面音声、ケースファンを接続する。 配線を確認し、モニターをマザーボードのHDMIまたはDisplayPortへ、キーボードとマウスをUSBへ接続する。 BIOSでCPU・メモリ・SSDを確認し、Ubuntu USBから起動してインストールする。 更新後にWi-Fi、Bluetooth、USB、音声を確認し、メモリとSSDをテストする。
DDR5では初回メモリトレーニングで起動に時間がかかり、何度か再起動する場合があります。すぐに電源を切らず、数分待ってください。
BIOSとLinuxインストール後の確認
BIOS Ryzen 7 7700、メモリ32GB、SSD、CPU温度、UEFI起動、Secure Boot、AMD fTPM、SVM Mode(仮想化)、EXPO、起動ドライブ順序、BIOSバージョン、CPU・ケースファンの回転を確認します。EXPOは最初に標準設定でUbuntuの起動とメモリテストを確認してから有効にしても安全です。
インストール後 画面、解像度、リフレッシュレート Wi-Fi、Bluetooth、HHKB 背面・前面のUSB-AとUSB-C 音声、マイク、スリープと復帰 システム更新、SSD認識、メモリエラー Android Studioの起動とGalaxy S25 UltraのADB認識
トラブルシューティング
電源が入らない 電源背面スイッチ、コンセント、24ピン電源、CPU補助電源、ケース電源スイッチ端子、電源ケーブル、マザーボードのデバッグLEDを順に確認します。
画面が映らない モニター入力、HDMI/DisplayPortケーブル、ケーブルをGPUではなくマザーボードへ接続しているか、メモリの挿し直しとスロット位置、初回メモリトレーニング、CPUの内蔵GPU、BIOSリセットを確認します。
Wi-Fiが表示されない アンテナ、Ubuntu更新、Galaxy USBテザリング、Wi-Fiチップ型番、Linuxカーネル、firmwareパッケージ、BIOSの無線設定を確認します。
Bluetoothが使えない アンテナ、Bluetooth設定・サービス、システム更新、再起動、ファームウェアを確認し、一時的にはUSB接続を使います。
前面USBが動かない ケース内部USBケーブル、マザーボードのUSBヘッダー、USB-Cヘッダー対応、コネクターの挿し忘れと向きを確認します。
初回起動が遅い DDR5のメモリトレーニングでは数分かかり、複数回再起動することがあります。すぐに電源を切らず、長時間変化がなければメモリを1枚にして確認します。
まとめ
今回の本命構成は、Ryzen 7 7700、B650 Wi-Fiマザーボード、DDR5 32GB、PCIe 4.0 NVMe SSD、850W ATX 3.1電源、ATXミドルタワーケースです。
電源とSSDは新品、マザーボードも新品推奨です。ケースとCPUは中古を積極的に検討し、メモリは新品との差額が大きい場合だけ中古を検討します。
最初はGPUを搭載せず、Ryzen 7 7700の内蔵GPUでLinux開発機として使います。将来SteamやローカルLLMを使うときに、VRAM容量を重視したNVIDIA GPUを追加します。